はじめに
本記事は、2025年2月2日にOptim Kobeにて開催されたAlpha+Projectによる「February Camp Day2」のレポートになります。
Alpha+Projectとは
Greek Alphabet Software Academyが主催するAlpha+Projectは、元シリコンバレー企業、そして世界のテクノロジーをリードする会社の元エンジニアがシリコンバレー流の開発スタイルを教えています。実践的かつ効率的、そして何より楽しい開発手法やマインドセットを学ぶことができます。
https://greek-academy.org/
主催者 石原直樹さん
日米文化、日米企業の狭間で苦闘しながらソフトウェア開発とそのプログラムマネジメントに従事してきた。14年間勤めたGoogleで得られた経験やスキルを活かすため2020年に日本へ帰国し、出身地の神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成するAlpha+Projectを主催。
Program Management コース説明会

PgM(プログラムマネージャー)とは?
プログラムマネージャー(PgM) の主な役割は、複数の関連プロジェクトを統括し、全体の戦略的目標や利益を達成すること です。
具体的には、各プロジェクトの進捗を監視し、相互の依存関係を調整しながらリソースを最適に配分 する役割を担います。
同じような役割に見えるものの、それぞれの職種には明確な違いがあります。以下に整理します。

関連する役割との違い
役職略称主な役割プロジェクトマネージャー(PjM)個々のプロジェクトを管理し、成功に導く責任者プログラムマネージャー(PgM)複数のプロジェクトを統括し、全体最適を図るプロダクトマネージャー(PdM)各プロダクトの方向性を決め、製品の成功を担う
簡単に言うと:
- PjM(プロジェクトマネージャー)は「プロジェクト単位」で動く人
- PgM(プログラムマネージャー)は「複数のプロジェクトを横断的に管理する人」
- PdM(プロダクトマネージャー)は「製品のビジョンと方向性を決める人」

PgMの活動における心得
PgMを務める上で重要な条件の1つに Expectation Control(期待値の調整)
があることを教えていただきました。
Expectation Control とは、関係者に過度な期待を持たせず、適切に期待値を管理することです。
特に大切なポイントは以下の4つで、
- 過剰な期待を持たせない
- Overcommit(無理な約束)をしない
- 期待を少しだけ上回る成果を出す
- 早い段階で成果を出す
特に 「最初の成果を早く出すこと」 は重要なので、
もし成果をなかなか出さずに時間が経ってしまうと、関係者は「もっと良いものができるのでは?」と期待を膨らませてしまいます。その結果、期待値が上がりすぎ、最終的な成果に対して満足してもらえないリスクが高まる場合があるらしいのです。
一方で、早い段階で成果を提示すれば、期待値がまだ低い状態のため、相手の満足度を高めやすくなります。これが Expectation Controlの重要なポイント となります。
現在、PgMは募集中です。興味のある方は、ぜひ以下のフォームからご応募ください!
👉 応募フォーム
プレゼンテーションのコツ

AKATSUKI 最終成果発表会がいよいよ迫ってきました。
それに向けて、プレゼンテーションの練習方法について指導していただきました。
その方法は シンプル で、ひたすら 練習を繰り返す こと。
練習を重ねる中で、課題や不足している部分を見つけ、それを埋めていくことでスキルが向上していくそうです。
さらに、少し個性を加える と、より魅力的なプレゼンになるとのことでした。
Alpha+Project Online Salonのご紹介
本イベントに関して質問がある方、Alpha+ Project にご興味ある方は、こちらの Web サイトからオンラインサロン(無料)にご登録ください。本イベントや次回イベントについての質疑応答や情報交換を行っています。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfcnWMuXL7s_rhKXEHvozRwl4oMHbFs_oKCoxVLquu72r2MfQ/viewform

